北谷戸建てホテルで長期滞在☆事前チェック!車移動の注意点

北谷戸建てホテルで長期滞在☆事前チェック!車移動の注意点
沖縄では北谷に多い「戸建てホテル」を利用して、「暮らす」ように旅行を楽しむ長期滞在型旅行が急増しています。
 
仕事をしながら旅行を楽しむ「ワーケーション」や、職場を選ばず働く「ノマド族」が増えつつあります。期間を気にせず旅行ができるのなら、より現地の人々に溶け込む暮らしを楽しみ、節約もできるプランも面白そうですよね。
 
そんな長期滞在型旅行をより快適にしてくれるのが、「車」です。そこで今日は、北谷に多い戸建てホテルで長期滞在するのなら理解しておきたい、車社会沖縄ならではの交通事情をお伝えします。
 

 

北谷戸建てホテルで長期滞在☆
事前チェック!車移動の注意点

 

北谷エリアが旅行者に人気の理由



長期滞在型の旅行者に人気の街が、沖縄県では「おへそ」に当たる中部の北谷町です。地元民もダイバーにサーファー、若者達も集まるエリアなので、マリンレジャーから食事、観光まで、ひと通りをこの街で満喫できます。
 

【 北谷の戸建てホテルはアクセスが良い! 】
 
① 沖縄の丁度真ん中なので、北部へも南部へもアクセスしやすい。
 
② 全国的にも有名な「国道58号線」沿いの西海岸!
 
… 一直線で最北端までたどり着きます。南部へのアクセスも簡単なので、沖縄をあまり知らない旅行者でも、あまり迷いません

 

 

北谷の戸建てホテルが人気急上昇中!


北谷の戸建てホテルが人気急上昇中!
このような事情から良く選ばれるエリアが「北谷」です。そして「戸建てホテル」はそんな北谷で近年増えた宿泊施設で、もともとは民泊ブームから始まりました。
 

【 北谷の戸建てホテルが長期旅行者に人気 】
 
★ そのため個人オーナーが多いのも特徴的で、民泊施設も多く紹介しているサイト「Airbnb(エアビー)」などで検索できます。
 
→ この北谷の戸建てホテルは、一般的な一戸建て住宅に生活必需品の家具家電、アメニティーグッズを準備して、まるまる一棟を貸し切り提供してくれる宿泊施設です。

 

今では民泊の枠を超え、旅館業許可をもらって営業している施設が多いので、清掃業者による衛生管理も常識になっているため、衛生面でも安心な施設になりました。
 

さて、そんな沖縄で人気の北谷戸建てホテルですが、ここで快適に「暮らす」ためには、沖縄の交通事情を知っておくと便利です。ここからは旅行客も知っておきたい、沖縄県民には常識となっている、「沖縄の交通事情」をお伝えします。
 

 

北谷から那覇方面は混んでいる?


北谷から那覇方面は混んでいる?
車社会の沖縄では、モノレールも一部分しか通っていませんし、バスも複雑だったり、エリアによっては時間帯が安定していなかったりするため、通勤にも車を利用するのが一般的です。
 
そのため「渋滞」はあちらこちらで起きやすく、沖縄の人々はいくつかの抜け道を利用したりして、回避します。
 
特に北谷方面から那覇方面へ移動する際には、基本的にはメインの国道58号線で一直線コースが一番近いのですが、渋滞にぶつかる時があるので、そんな時に役立つルートが、宜野湾バイパスへの迂回です。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆宜野湾バイパス 】
 
★ 宜野湾バイパス … 国道58号線では「伊佐交差点」が混んでいることが多いので、そんなときに「伊佐北の三差路」を右に入ると、宜野湾バイパスに入ります。
 
→ 「牧港交差点(十字路)」で右に入って、国道58号線に合流(戻る)してください。

 

宜野湾バイパスはコンベンションビューローや、ラグナガーデンホテルを通る道です。
 
ちなみに混雑しやすい国道58号線の「伊佐十字路」は、沖縄では交通事故の多い十字路として有名なので、通る時には特に注意をしてください。
 
また、最近では「海中道路」もできました。「臨海道路」や「浦添北道路」とも呼びますが、沖縄の人々がだいたい「海中道路」で通じます。
 
最近ではこの海中道路に大型ショッピングセンター「パルコシティー」が開業し、沖縄の人々にも人気がありますが、迂回路としては問題ありません。
 

 

国道58号線&330号線の「交通渋滞」



沖縄の人々は通勤にも車を使うため、朝と夕方には「通勤渋滞」が平日は毎日起きます。職場は比較的那覇市に集中しているので、北谷から北部方面へ向かうなら、あまり関係はありません。
 
北谷から那覇方面へ南下したい時には、通勤渋滞にはまらないように、時間帯を調整することをおすすめします。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆通勤渋滞 】
 
《 通勤渋滞時間帯の目安 》
 
・朝 … 7:00~8:30am(那覇方面へ向かう道)
・夕方 … 17:00~19:00pm(那覇から市街地へ向かう道)
 
《 通勤渋滞の起きやすい道 》
 
・那覇エリアの国道58号線
・那覇エリアの国道330号線
 
※中部エリアの宜野湾、浦添⇔那覇方面

 

通常であれば30分でアクセスできるようなエリアが、通勤渋滞に掛かると2時間!…なんてことも、しばしばあるのが沖縄の通勤渋滞です。
 

 

国道330号線って?


国道330号線って?
ただ旅行者にとっては、国道58号線は分かるものの「国道330号線って何?」と感じますよね。特に沖縄では国道330号線のことを、他のバイパスとまとめて「バイパス」と呼ぶ方もいるので、「混乱した!」などの体験談もありました。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆国道330号線 】
 
★ 国道330号線は沖縄県民の通勤路でもあり、国道58号線が西海岸を、国道329号線が東海岸を通るのであれば、その真ん中を通る道が「国道330号線」です。
 
→ ただ、上(浦添方面など)から南下した時に、国道330号線から「浦添バイパス」→「安里バイパス」と走ることが多いため、沖縄ではこれをまとめて「バイパス」と呼ぶ人もいます。

 

国道330号線は「コザ十字路」から国道329号線と分かれて始まり、浦添バイパス→安里バイパスを通った後、モノレール沿いの「ひめゆり通り」→古波蔵交差点で再び国道329号線と交わる道です。
 
ちなみに、北部にも「国道330号線」がマップ上にあるのですが、沖縄ではこれを「二見バイパス」などと呼んでいます。
 

 

沖縄ドライブの注意点



以上が沖縄長期滞在型旅行で車を運転するのならば、知っておくと何かと便利な交通事情ですが、この他にも旅行者アンケートでは、細かな部分で「カルチャーショック」がありました。
 
ここでいくつかご紹介しますので、少し意識して運転をすると、いざと言う時に助かるかもしれません。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆沖縄ドライブの注意点 】
 
① 沖縄は、一歩奥に入ると細い道が多い
 
… 自転車や徒歩時代からの細い道が、一歩奥に入ると今でも残っているのも、沖縄の特徴です。建築基準法では「セットバック」が必要な道でも、そもそも古い家が今も残っているので、建て替えに至っていない家も多いこともあります。
 
② 細い道でも対向車が通る
 
… 「細い道でも対向車が通るので、スレスレにすれ違って怖かった!」などの声もありました。沖縄でも運転が苦手な人は、小回りの利く軽自動車を利用したりするので、不安であれば軽自動車をレンタルするのもひとつの方法です。
 
③ スコールが多い
 
… 沖縄では突然のスコールに見舞われることがよくあります。(沖縄では「かたぶい」などと言います。)他県の方にとっては、なかなかの豪雨と感じるようで、視界の悪さで運転に恐怖を覚える方も多いです。ムリせず側道に止めるのも、良いのかもしれません。

 

また、沖縄には「ラウンドアバウト」が3箇所(3箇所目運用開始前)あり、日ごろペーパードライバーで、沖縄旅行で運転をしている!なんて方は少し緊張する声も聞こえます。
 
与那原町(運用開始前)・うるま市・糸満市の3箇所にあるのですが、詳しくは別記事「北谷戸建てホテルで長期滞在☆沖縄のラウンドアバウト」でお伝えしていますので、どうぞコチラにもお立ち寄りください。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で急増中の長期滞在型旅行(ロングトリップ)で知っておきたい、旅行者には初耳でも、沖縄県民にとっては常識の交通事情についてお伝えしました。
 
北谷の戸建てホテルで地元の人々と溶け込み「暮らす」には、一度は沖縄をぐるっと回って、沖縄ドライバーの癖や交通事情を知っておくと便利ですよね。
 
ひと昔前は、「沖縄の人々はウィンカーを出さない」「道中でUターンする」などの声もありましたが、若い一般ドライバーの方々、特に那覇市都心部では、とても少なくなりました。(タクシーでしばしば見かけますが…)
 
本文でお伝えした「通勤渋滞」の時間帯には、「崇元寺通り」と呼ばれる那覇市国際通りへ入る道などで、「専用バスレーン」が登場します。
 
「すいてる!」と思って車線変更をしたらバスレーンだった…、と言う体験談も多いので、コチラもどうぞ注意をしながら、沖縄ドライブを楽しんでください。
 
 

まとめ

沖縄ドライブで知っておきたい交通事情

・北谷は北部も南部もアクセスしやすい「おへそ」
・国道58号線一本で最北端までアクセス!
・那覇市南下で国道58号線が渋滞したら宜野湾バイパス
・海中道路も便利
・平日は朝夕に慢性的な通勤渋滞がある
・国道330号線は真ん中を通る通勤路
・一歩入ると細い道が多い
・細い道でも対向車が来ることが多い
・豪雨のようなスコールも度々降る
・沖縄には3箇所の「ラウンドアバウト」がある