北谷戸建てホテルで料理☆使いこなすローカル調味料

北谷戸建てホテルで料理☆使いこなすローカル調味料
北谷の戸建てホテルのほとんどは、キッチン設備完備!電子レンジや食器類などなど…、すぐに暮らすことができるように整えられています。初日から家で暮らすように自由に過ごせたら、リラックスできますよね。
 
せっかく北谷の戸建てホテルに泊まるのなら、沖縄の調味料や食材をフル活用して、沖縄の食文化を楽しみたいのではないでしょうか。北谷の戸建てホテルには、調味料までひと通り揃えてある施設もあります。
 
そこで今回は、キッチン完備の北谷戸建てホテル滞在中に試して欲しい、沖縄ならではの「ローカル調味料」をお伝えしますので、どうぞ日々の料理の参考にしてください。
 

 

北谷戸建てホテルで料理☆
使いこなすローカル調味料

 

A1ソース、NO1ソース、どちらにしようか!


南国沖縄と言えば「ステーキ」ですよね。旅行客の人々には国際通りのステーキハウス88や、老舗ジャッキーステーキハウスが有名なのではないでしょうか。
 
確かに沖縄にはステーキハウスが立ち並び、「お酒の〆は、ラーメンならぬステーキ!」なんて文化もあります。
 
やはりアメリカ統治時代がステーキ文化の始まりで、米兵の好みが沖縄に入ってきたことや、そもそも当時は関税が本州と比べて安かったことなどが挙げられます。
 
そのため、沖縄の人々が好むステーキと言えば、サーロインではなく赤身の多いテンダーロインステーキ!そして、脂身が少ないテンダーロインステーキ(ヒレ肉)と相性が良いソースが、A1ソースです。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆A1ソース 】
 
★ A1ソースは野菜やフルーツ・醸造酢で造られていて、醸造酢の割合が高い(3割ほど)ため、酸味に特徴があります。


→ 沖縄の人々はこの酸味が「癖になる」と、家庭でもステーキや揚げ物などに用いるのですが、全国的には好き嫌いが分かれてしまう点は否めません。

 

沖縄のA1ソースはイギリスBrand社製ですね。アメリカ統治時代にアメリカを通して伝わったステーキ文化ですが、ソースはイギリスのものなんです。
 
一方、沖縄ではA1ソースと同等に馴染み深いご当地ソースがあります。それが「No1ソース」、正確にはドリームNo1ステーキソースです。
 
1953年創業以来、その姿をずっと保つ老舗店「ジャッキーステーキハウス」が、内地企業(兵庫県木戸食品)と共同開発をしたソースで、モルトビネガーの存在感が際立つ、とっても濃厚なアメリカンテイストのソースとなります。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆No1ソース 】
 
★ 「A1ソースの酸味が強すぎ!」と感じた方なら、No1ソースは濃厚さ重視で酸味は抑えてあるので、相性が良いかもしれません。


→ A1ソースと違い、全てのステーキハウスで置いてある訳ではないので、No1ソース好きな沖縄の人のなかには、ステーキハウスへ行く時に常備していることもあります。

 

どちらも基本的にはステーキソースですが、家庭ではかきフライやアジフライなど、揚げ物にも多様している印象です。
 
余談ですが、沖縄でステーキに沿えるサラダと言えば、千切りキャベツオーロラソースが定番です。マヨネーズは、「EGGOマヨネーズ」ですよ~♪

 

お家でも作る、コーレーグース



旅行客の方々にもよく知られる沖縄の調味料と言えば、「コーレーグース」ですよね。沖縄そば屋さんなどには当たり前のように置いていますが、泡盛に漬けるので、お酒が苦手な旅行客の方々にとっては、口に合わないようです。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆コーレーグース 】
 
★ 沖縄の家庭では気軽にコーレーグースを作ります。長持ちするので(1~2年)、まとめて作っても便利です。


① 島唐辛子を洗って、布巾やキッチンペーパーで水気を取る。
 
② 島唐辛子のヘタは取り瓶に入れる。タバスコの瓶が大きくなったような瓶だと島唐辛子の戻りもなく、食卓で使いやすいです。
 
③ 島唐辛子を詰めた瓶に、じょうごで泡盛を注いで涼しい場所で保管します。
 
④ 1カ月弱ほど保管したら、泡盛に色が付いてきます。
 
⑤ 泡盛が色付いたら完成です!その後は冷蔵庫で保管しながら使用してください。

 

…沖縄ならファーマーズマーケットや地元の市場へ行くと、島唐辛子が販売しているので、北谷戸建てホテルに泊まるなら、宿泊中にコーレーグース作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
なかにはコーレーグースの他にウイキョウを入れる沖縄の方もいます。よりスパイシーなさっぱりとした味わいになるようです。
 
コーレーグースはあらゆるメーカーで販売されていてどれも人気なのですが…、かねよしさんのコーレーグースなどが有名でしょうか。タバスコのように利用すると、便利です。

 

健康に良い?島胡椒ピパーチ



沖縄では胡椒代わりに用いられ、沖縄そば屋さんなどにも置いている卓上調味料に、島胡椒があります。「ヒバーチ」「ヒハツ」とも言いますよね。
 
近年ではテレビか何かでしょうか…、このヒハツが血流を良くして冷えを改善し、アンチエイジングに役立つ「若返りスパイス」として広がったようで、本州の人々からの注目も高まりました。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆島胡椒ピパーチ 】
 
★ 島胡椒の他に、沖縄では「ピパーチ」などとも呼びます。胡椒よりもやや甘くスパイシーな風味が特徴で、沖縄そばや沖縄てんぷらまで、好きな人は何にでも入れるイメージです。


→ 沖縄の人々のなかには、島胡椒を紅茶に入れることもあります。独特のスパイシーなハーブティー、ミルクを入れたらチャイのようで癖になる味です。

 

…確かに、温かなスープ紅茶などに島胡椒ピパーチを入れると、体がぽかぽかとしてきます。
 
島胡椒ピパーチには毛細血管を元気にして老化を予防し、血管の拡張効果も期待できるので、血流も良くなり新陳代謝を促すようです血管が丈夫になると免疫力も上がるので、体も健康に若返ります。
 
そう考えると胡椒好きな方であれば、少し甘くスパイシーになりますが、島胡椒ピパーチに切り替えること健康になるならば、ぜひ切り替えたいですよね。
 

 

沖縄そばには絶対!フーチバー



沖縄ローカルに人気が沖縄そば屋さんに行くと、必ずと言って良いほど出てくるのが「フーチバー(よもぎ)」です。
 
沖縄では沖縄そばの上にたっぷりとフーチバーを盛っていただく食べ方が定番なので、ボールに大盛りでボンッと置いてくれます。
 
沖縄そばはもちろんなのですが、沖縄では「ヤギ汁」をいただく風習があるので、少し臭みのあるヤギ汁の臭い消しの役割としても、用いられてきました。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆フーチバー 】
 
★ 沖縄ではヤギ汁牛汁沖縄そばに乗せる他、沖縄の炊き込みご飯「じゅーしぃ」に混ぜ込んだ「フーチバーじゅーしぃ」もいただきます。


→ このフーチバーじゅーしぃを雑炊風にした「ボロボロじゅーしぃ」もある他、沖縄の家庭ではスパゲッティーに混ぜ合わせたりもします。

 

スパゲッティーには豆苗、オリーブオイル、ニンニクや松の実などを合わせると、スパイシーな料理となり美味しいです。チーズを振りかけるとコクが出ます。


むくみや血行不良に役立つと言われるフーチバーは、高血圧や生理痛、貧血にも良いとされるので、水にフーチバーを暫く入れて飲む声もありました。
 
フーチバーの独特な香りは、沖縄では「悪魔避け、厄除け」としても用いられ、お盆時期にご先祖様以外の霊を避けるため、お盆の初日(ウンケージューシー)料理にも用いられます。
 

【 北谷戸建てホテルで料理☆フーチバーは薬? 】
 
★ フーチバーを手で揉んで汁が出たら、虫刺されの患部にチョンチョンとつける文化もあります。

 

痒みに良いとされるので、昔は湿疹ができた時にはフーチバーをお風呂に入れて入るお家もありました。
 

 

沖縄でおにぎりと言ったら、あんだんすー



昔からある沖縄おにぎりの具と言えば、「あんだんすー(油みそ)」ではないでしょうか。
 
豚バラのブロックを細かく刻んだもの(豚ひき肉でも良い)を、泡盛やラード(豚脂)などで煮詰めたご飯のお供です。沖縄のローカルスーパーでは瓶詰でも販売しています。
 
最近では沖縄のスパムをお寿司のように握った「スパムにぎり」などが全国的に知られるようになりましたが、沖縄で昔ながらのおにぎりスタンダードと言えば、コチラのあんだんすー(油みそ)です。
 

【 沖縄戸建てホテルで料理☆あんだんすー 】


① フライパンで調理をします。豚バラブロックのコマ切り300g(豚ひき肉でもOK)に、輪切り乾燥唐辛子と塩を入れ、混ぜ炒めてください。
 
② そこに泡盛・みりん(それぞれ大さじ2~3程度)を加えて煮ていきます。
 
③ 味噌・黒糖・ショウガのすりおろしを加えてください。(それぞれ大さじ3~3.5程度)
 
④ 弱火にして数分間煮詰めます。この間にナッツ類を砕いたり、好きなスパイスがあれば(ピパーチなど)準備をしてください。
 
⑤ 水分が飛んだらスパイスや砕いたナッツ類を混ぜ合わせて完成です。なかなか水分が飛ばないようでしたら、最後の方は強火で飛ばしても問題ありません。

 

沖縄のあんだんすーのポイントは黒糖です。上白糖でも大丈夫ですが、コクがなくなりがちなので、さとうきび糖などできるだけ近いものを選んでください。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回はキッチン完備の北谷戸建てホテルにロングステイするならぜひ挑戦して欲しい、沖縄ならではの調味料食べ方・作り方をお伝えしました。
 
この他にも最近では、島のタバスコ「島スコ」と銘打った、タバスコのような調味料に人気が出ています。
 
唐揚げやお魚と相性の良い「ピパーツ(ピパーチ)」バージョンの黄色と、お肉やタコスと相性の良い「唐辛子」バージョンの赤、2種類の展開です。
 
本文中でお伝えしたオーロラソースでも使う「EGGO(エゴー)マヨネーズ」など、他にもたくさんの沖縄ならではの調味料があるので、北谷戸建てホテルで宿泊した際には、どうぞ地元スーパーまで立ち寄ってみてください。
 
沖縄土産におすすめの調味料は別記事「北谷戸建てホテル旅行☆料理絶対!沖縄の調味料みやげ」でお伝えします。
 
まとめ

沖縄ならではの調味料とは

・A1ソースは酸味が特徴のステーキソース
・NO1ソースはA1ソースよりも酸味を抑えコクがある
・泡盛に島とうがらしを漬けたコーレーグース
・ピパーチは沖縄そばからてんぷらまで何でもOK!
・フーチバーは沖縄そばやヤギ汁、じゅーしぃにも入れる
・豚ひき肉を泡盛とラードで煮た油みそ、あんだんすー