北谷戸建てホテルから行く☆人気パワースポット浜比嘉島

北谷戸建てホテルから行く☆人気パワースポット浜比嘉島
北谷では戸建てホテルが人気ですよね。今までの高級リゾート滞在型ショートトリップに代わり、貸し切りで気ままなプライベート型ロングトリップに需要が移りつつあります。
 
もともとは民泊から始まった、北谷で人気の「戸建てホテル」は、一般住宅の一戸建てをそのまま宿泊施設として提供するサービスで、Airbnb(エアビー)などを利用して検索、予約をする人々が多いです。
 
貸し切りでリゾートホテルよりも割安なうえ、きままに「暮らし」を楽しめる沖縄旅行が実現するため、長期滞在でのんびり過ごす旅行者が増えています。
 
そんな北谷戸建てホテルでの長期滞在のなか、おすすめしたいゲストに人気の「パワースポット」浜比嘉島について、本日はお伝えしていきます。
 

 

北谷戸建てホテルから行く☆
人気パワースポット浜比嘉島

 

浜比嘉島へのアクセス


浜比嘉島へのアクセス
北谷戸建てホテルは西海岸沿いにあるので、その反対側の「東海岸」へ向かいます。沖縄県本島うるま市にある、「海中道路」を通ってたどり着くのが浜比嘉島です。
 
海中道路と言えば、沖縄本島から平安座島を渡る「平安座(へんざ)海中大橋」が、全国的にも有名になっていますが、浜比嘉島もっと先にあります。
 

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆浜比嘉島へのアクセス 】
 
★ 沖縄県うるま市浜比嘉島
 

… 沖縄本島から海中道路で、平安座海中大橋を渡り平安座島へ渡ったら、その先の宮城島・伊計島方面へは進まずに、平安座漁港を右折し浜比嘉大橋を渡ってください。

 

浜比嘉大橋は海中道路のなかでも1430mの長い橋で、海面よりも低いので、透明度の高い沖縄の海を、橋の上からでも存分に楽しむことができます。
 
浜比嘉島へ渡ったら、すぐに浜漁港緑地公園にたどり着きますが、ここが絶景!マリンブルーの沖縄の海のなか、一直線に進む浜比嘉大橋を見渡すことできるため、インスタ映えスポットとしても有名になりました。
 

 

沖縄に残る「アマミキヨ」伝説


沖縄に残る「アマミキヨ」伝説
本州と同じように、沖縄にも天(ウティン)の神様がいらっしゃるのですが、海の先、水平線の彼方に「ニライカナイ」と呼ばれる、亡くなった人々が転生するために休んだり、神々が住む楽園があると言われています。
 
神の島であったり、彼岸(あの世)であったり、ニライカナイの表現は沖縄でも人によってさまざまです。
 
そんな独自の信仰を持つ沖縄では、「アマミキヨ伝説」があります。アマミキヨは沖縄開闢の神様で、沖縄本島のアチラコチラにアマミキヨにまつわる「御嶽(うたき=拝み処)」があります。
 

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆アマミキヨ伝説 】
 
★ アマミキヨ(アマミチュー)は女性神と言われ、その夫が「シネリキヨ(シルミチュー)」です。
 
→ そんなアマミキヨ(アマミチュー)とシネリキヨ(シネリチュー)夫婦が、この浜比嘉島で生活をしていたとされ、この浜比嘉島で子どもも授かったと言われてきました。

 

全国的には「神の島・沖縄」と言うと久高島が有名ですが、浜比嘉島も沖縄の人々にとっては神聖な神の島です。
 
歴史上、首里城と南部地域を中心に時代が動いた琉球王朝でしたが、もしも王朝が中部にあれば、この浜比嘉島が「神の島」と言われていたのではないか…、と考える沖縄の人もいます。
 

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆浜比嘉島の拝み処 】
 
★ そのため、現在では浜比嘉島は全国的にも「パワースポット」として知られるようになりました。
 
→ 特に「シルミチュー霊場」や「アマミチューの墓」が有名ですが、実際には30箇所以上もの「御嶽(うたき)」と呼ばれる拝み処があります。

 

ちなみに、沖縄の拝み処は、「イビ」と呼ばれる石が置かれているだけのものもあるため、ゲストには分かりにくい場所もあるので、石に登るなどしないよう注意をしながら島を散策してください。
 

 

豊年祭シヌグ祭で拝む「シヌグ堂」



浜比嘉大橋を渡ってすぐ、右手側にある拝み処が「東の御嶽(あがりのうたき)」、「シヌグ堂」です。沖縄ではこの「シヌグ堂」で、毎年この辺りの島の人々が集まって、「シヌグ祭」を行ってきました。
 
「シヌグ祭」は沖縄では各地で行われてきた、「豊年祭」です。
 
浜比嘉島に逃げ延びた落ち武者が、何とか敵から逃げ延びるよう、「追手が来ないように…」と祈ったことから、何と「海がしけますように…」と拝んだとか…、面白い言い伝えがあります。
 

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆シヌグ堂 】
 
★ シヌグ堂の拝み処自体は、広場にあるガジュマルの奥にある階段を上った先にある「祠」です。
 

→ ただ、ゲストが驚くのが広場のガジュマル!沖縄ならではの大樹で、大きな幹の先から枝葉が広がります。

 

 

夫婦の住まい「シルミチュー霊場」



数多くある浜比嘉島の拝み処なかでも、「パワースポット」として全国的にも知られる場所のひとつが、「シルミチュー霊場」です。
 
多くのアマミキヨ伝説にまつわる拝み処のなかでも、「子どもを授かった」伝説を残す少ない霊場なので、「子授けの拝所」としても、多くの人々が拝みにやってきます。
 

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆シルミチュー霊場 】
 
★ ダイナミックな森の中に石造りの鳥居が現れ、鳥居の先に階段が続きますので、この先へ進んでください。
 

→ 階段の先にはガマ(洞窟)が柵に覆われた状態であり、賽銭箱が柵の合間に顔を出しています。ここが、アマミキヨとシネリキヨが生活を共にし、子どもを授かったとされる住処で、「シルミチュー霊場」です。

 

もちろん、柵の先は立ち入ることができませんが、なかには鍾乳石がたくさん見えるのが特徴的です。
 


拝む先はその奥に見える祠(ほこら)で、沖縄ではまず、住所と干支、氏名を伝えて拝みます。
 

(例) 〇〇県〇〇市〇〇番地の〇から来ました、〇〇(干支)の〇〇〇〇(氏名)です。この度はご縁をいただきありがとうございます…、(ここから拝みが続く流れが、多いです。)

 

 

夫婦のお墓「アマミチューの墓」



アマミキヨとシネリキヨのお墓が「アマミチューの墓」です。歩いて行けるほどの距離なのですが、浜比嘉島よりもさらに小さな小島に渡り訪れる霊場で、そのためか独特な荘厳さが人々を虜にします。
 
この絶景も影響して、前述したシルミチュー霊場以上に、日本各所から「神の島沖縄」を愛する人々が参拝に訪れるのも特徴的です。
 
アマミチューの墓

【 北谷戸建てホテル長期滞在☆アマミチューの墓 】
 
★ 浜比嘉島に入り、国道238号線に沿って左折しながら海岸沿いを巡っていると、「島パーラー浜比嘉店」手前に小さな小島を発見します。
 

→ 車を停めて小島を渡った先、岩が張っているのでそちら方面へ向かうと、その下あたりに見つける祠が「阿摩美久(あまみく)之墓」、通称「アマミチューの墓」です。

 

この島までは小さな橋が架かっているのですが、海が引いていれば歩いて行くこともできます。この島内には竜宮様(浜比嘉竜宮)もいらっしゃるので、一緒に挨拶に行ってみてはいかがでしょうか。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は北谷の戸建てホテルで長期滞在型旅行をするなら、一度は訪れて欲しい、浜比嘉島についてお伝えしました。
 
西海岸の北谷の戸建てホテルからは、少し遠出にはなりますが、それでも約27kmくらい…、時間にして50分くらいでたどり着くのではないでしょうか。
 
ただ浜比嘉島の拝み処は沖縄の人々にとっても神聖な聖域で、神様とお話しができる大切な場所です。
 
もしも拝み処で拝んでいる姿を見つけたら、騒がず邪魔をしないよう配慮しながら、神聖な場所を荒らさぬよう、同じ気持ちで大切に扱い、敬う気持ちで訪れていただければ、幸いです。
 
 

まとめ

沖縄のパワースポット「浜比嘉島」

・海中道路「浜比嘉大橋」を渡ってアクセス
・沖縄開闢の祖「アマミキヨ」伝説が残る島
・豊年祭「シヌグ祭」が行われる「シヌグ堂」
・シヌグ堂はガジュマルの大樹が圧巻
・アマミキヨ夫婦が住んだ霊場「シルミチュー霊場」
・シルミチュー霊場は子授けでも知られる
・アマミキヨ夫婦の墓「アマミチューの墓」
・アマミチューの墓は、小さな島にあり全国的にも有名