北谷戸建てホテルで長期滞在☆沖縄のラウンドアバウト

北谷戸建てホテルで長期滞在☆沖縄のラウンドアバウト
沖縄では北谷の戸建てホテルを拠点にして、長期滞在型旅行を楽しむ個人プランが増えましたよね。
 
北谷に多い「戸建てホテル」は、オシャレな一般住宅に家具家電やアメニティーグッズ、食器など、生活必需品をセットして、家まるごと貸し切りで泊まることができます。
 
沖縄の長期滞在型旅行には必需品となるのが「車」ですが、本州のドライバーから「慣れていなくてドキドキした!」との声が上がったのが、「ラウンドアバウト」です。
 
そこで今日は、北谷戸建てホテルを拠点にした沖縄ドライブで知っておきたい、県内に3箇所ある「ラウンドアバウト」についてお伝えします。
 

 

北谷戸建てホテルで長期滞在☆
沖縄のラウンドアバウト

 

沖縄県内3つのロータリー


沖縄県内3つのロータリー
「ロータリー」はもともと海外で採用されていた交差点です。ただ、交通渋滞が起きたり事故も多発したために、アメリカ圏内では1950年代頃にはすでに、どんどん退廃していきます。ただ、日本では駅を中心とした「ロータリー」が見られますよね。
 
一方、イギリス圏内では「ロータリー」のメリットを生かしつつ、デメリットを解消した「ラウンドアバウト」が採用されるようになりました。
 
ヨーロッパをはじめ、ニュージーランドなどでもラウンドアバウトは積極的に採用され、海外ではおなじみの交差点と言えます。ロータリーが退廃したアメリカでも、1990年代から設置されるようになりました。
 
沖縄では昔から「3大ロータリー」と呼ばれるロータリーがあります。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆3大ロータリー 】
 
① 泉崎ロータリー
 

…那覇市の旭町バスターミナル近くにあるロータリーです。交通量も多く歩く人々も多く横断歩道を通りますが、やはり朝・夕の通勤時間帯は混雑しがちではあります。
 
② 嘉手納ロータリー
 

…嘉手納町役場近く、嘉手納町中央公民館や沖縄銀行嘉手納町支店前にあるのが、嘉手納ロータリーです。旧嘉手納駅跡地があるので、旧嘉手納駅を中心にできたのかもしれません。
 
③ 糸満ロータリー
 

糸満公設市場近くのロータリーです。今ではラウンドアバウトとして利用されています。

 

北谷の戸建てホテルを拠点とするなら、どのロータリーもあまり身近ではないものの、沖縄を一周回りたい方々であれば、どのロータリーも比較的通りやすい道かもしれません。
 

 

沖縄県内3つのラウンドアバウト



泉崎ロータリーは混雑しがちで、初心者ドライバーだと戸惑ってしまいがちですが、嘉手納ロータリーは本州の人でも、駅前感覚で通ることができるので、そんなに難しくはありません。
 
やはり、多くのドライバーが「戸惑った!」と言う交差点は、新しく呼ばれるようになった、沖縄の「3大ラウンドアバウト」ではないでしょうか。
 
このなかに糸満ロータリーも含まれますので、今回は残る2つのラウンドアバウト交差点をお伝えします。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆三大ラウンドアバウト 】
 
① 与那原町ラウンドアバウト(島尻郡与那原町字東浜)
 

…「与那原町東浜」の埋め立て地にできたラウンドアバウトですが、今はまだ動いていません。沖縄県では今後、ラウンドアバウトを積極的に設置していく予定です。
 

② うるま市ラウンドアバウト(沖縄県うるま市安慶名)
 

… 糸満ロータリー(ラウンドアバウト)に続いて2018年に運用を開始した、沖縄県2箇所目のラウンドアバウトです。これで、南部と中部で一か所ずつ、運用開始となります。

 

2014年6月にラウンドアバウトが法的に定義されたことで、沖縄でもロータリーに代わってラウンドアバウトが設置されるようになりました。
 
ラウンドアバウトの最大の魅力は「信号の必要がない」ことではないでしょうか。最も早く運用された糸満ロータリー(ラウンドアバウト)では、2018年に起きた台風時の大停電で、ラウンドアバウトの良さが再確認されています。
 

 

ラウンドアバウトとロータリーの大きな違い


ラウンドアバウトとロータリーの大きな違い
(画像:東京海上自動より)
では、なぜロータリーは交通量が増えた時に渋滞が起きたり、事故が多発したりと問題が多発したのに、ラウンドアバウトは受け入れられたのでしょうか。
 
大きな理由のひとつに、ロータリーとラウンドアバウトの「交通ルールの違い」があります。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆交通ルールの違い 】
 
《 ロータリーの交通ルール 》
 
★ 日本でロータリーは駅前などの設置が多いため、必ずしも全てのロータリーでこのルールを採用している訳ではありませんが…、
 
・ ロータリー内に入る車を優先して通します。 
・ ロータリーによってさまざまで、内部に信号があったり、一時停止線があったりもします。
 
《 ラウンドアバウトの交通ルール 》
 
★ 対するラウンドアバウトは、より純粋な「交差点」に近く、ルールも統一されています。
 
・ ラウンドアバウト内を走る車が優先されます。
・ ラウンドアバウト内には、信号機や一時停止はありません。

 

ラウンドアバウトの方が「出るタイミング」に戸惑う声はあるものの、ルール自体はシンプルで、初めてのドライバーにも分かりやすいのではないでしょうか。
 

 

ラウンドアバウトの通り方


ラウンドアバウトの通り方
ラウンドアバウトは信号機がないので、徐行しながら右回りに回り、行きたい道へ出るだけです。出入り部分では歩行者用の横断歩道もあるので、自転車や歩行者に注意をして入ってください。
 
前述したように「ラウンドアバウト内に走る車が優先」されるので、車を見送ったら後ろに付くように入ると、スムーズに入ることができます。
 
ただ、慣れていないと気になるのが「ウィンカーを出すタイミング」ではないでしょうか。
 
ここでは、ラウンドアバウトに入る前から、出るまでの流れをお伝えします。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆ラウンドアバウトの通り方 】
 
① 徐行しながらラウンドアバウトへ入ります。入る手前で歩行者や自転車が通りそうなら一時停止して通し、何もなければ徐行したまま入ってください。
 
② 入る時には、「ラウンドアバウト内を走る車が優先」ですので、左側へ寄りながら邪魔をしないよう、後ろに付くように入るとスムーズです。
 
③ ラウンドアバウト内は「右回り」です。徐行しながら目的の道まで回ってください。
 
④ 「出る道の手前で左ウィンカー」を出し、ラウンドアバウトを完全に出たら、ウィンカーを消します。

 

まだ目的の道ではないのに、ウィンカーを出している車も多いです。少し難しいタイミングかもしれませんが、最後の道を通ったらウィンカーを付け、ラウンドアバウトを完全に出るまで、ウィンカーを付け続けてください。
 
基本的に常に車が流れるため、慣れないと戸惑うドライバーも見受けられますが、慣れるととてもシンプルで、利用しやすいのではないでしょうか。
 

 

ラウンドアバウトにデメリットはある?



台風の多い沖縄では、停電時にもスムーズに利用できる交差点で、しかも止まる必要がないので、流れができて渋滞も起きにくいと…、近隣住民にとってはいいことずくめ」との声も多いのですが、デメリットはあるのでしょうか。
 

【 北谷戸建てホテルで長期滞在☆ラウンドアバウトのデメリット 】
 
★ 沖縄県でもラウンドアバウトを積極的に設置するよう動いていますが、中央に丸い島を置いて円形に回る形状のため、通常の交差点よりも、かなり広いスペースを要します。
 
→ また、交通量が多い交差点では採用しにくい形状です。(やはり交通量が多いと、信号機の方がスムーズに流れます。)

 

与那原町東浜のラウンドアバウトが埋め立て地に設置されたように、やはり設置場所が課題になるのかもしれません。
 
 

いかがでしたでしょうか、今日は北谷で人気の戸建てホテルを拠点にして、長期滞在型旅行を楽しむ時に、予め知っておくと安心できる、沖縄の「ラウンドアバウト」についてお伝えしました。
 
2014年9月に全国的に設置が始まってから、沖縄に限らず全国あちらこちらで、ラウンドアバウトが散見されるようになりましたよね。
 
大縄跳びじゃないですが、沖縄旅行で運転をする人々には、初心者ドライバーやペーパードライバーも多いので、最初に入る時には「躊躇した」「戸惑った」との声も少なくありません。
 
けれど、一度入ると次からは簡単に入ることができます。スムーズに進むのでとても便利です。
 
沖縄ならではの交通事情や、知っておくと便利な道などについては別記事「北谷戸建てホテルで長期滞在☆事前チェック!車移動の注意点」でお伝えしています。
 
また、長期滞在で助かる沖縄のウィークリー・マンスリーレンタカー業者についても、別記事で紹介していますのでどうぞ参考にしてください。(「北谷の戸建てホテルで長期滞在☆ウィークリーレンタカー特集!)
 
 

まとめ

沖縄県のラウンドアバウト&ロータリー

《 沖縄三大ロータリー 》

・泉崎ロータリー
・嘉手納ロータリー
・糸満ロータリー

《 沖縄三大ラウンドアバウト 》

・糸満ロータリー(ラウンドアバウト)
・与那原町東浜ロータリー
・うるま市安慶名ロータリー

《 ラウンドアバウトの通行ルール 》

・ラウンドアバウト内に走る車が優先
・右回りに走る
・ラウンドアバウト内は徐行する
・完全に出るまでウィンカーを付ける
・出入りの歩行者には注意をする